yu-sukeのプラモ工房

趣味でやっているプラモデル制作を載せます。キットやツール紹介もします。

スーパーミニプラ 勇者王ガオガイガー 改修①

ご覧いただきありがとうございます!

 

今回からガオガイガーの改修をやっていきます。

まずはこのパーツ

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ギャレオンの頭です。

中心にガッツリ合わせ目が出るので合わせ目消しを行います。

ガンプラ等はパーツ精度が高いので、問題ないのですが

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食玩は精度が低いパーツがちらほら出て来るのでピッタリ合わさるように修正が必要です。

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まずは受け側のダボ穴を少し広げます。

使うのはこちら

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「Mr.HOBBY コードレスリューター PROⅡ」です。

ビットはダイソーか何かで買った真っ直ぐなダイヤモンドやすりを付けてます。

これでダボ穴に差し、縁を削るように3~5周ほどすると

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6角形になっていたダボ穴の角が少し取れます。

キツさは何度か合わせながら調整します。

その後パーツを合わせ、ナイフを刺して、隙間を開けます。

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今回接着剤はこちらです。

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汚いのはすいません、ネットで買って到着した時にはこうでした。

「Mr.セメントSPB」です。

通常のセメントSPは使っていましたが、ブラックは今回初めて使います。

パーツに流し込むとこうなります。

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流れている所が色で分かる!

合わせ目から球状のムニュが出ているのが見えますでしょうか。

速乾と書いてありますが、私は一応1日は放置します。

硬化不良やヒケが出ると、その方が後処理面倒になります。

クランプで挟むのはダボ穴を緩くしているので、パーツが離れたりする可能性があるからです。

クランプもダイソーです。

 

次は牙パーツ

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これの何が問題かというと、前回紹介したガオガイガーは初版で買った物で、組んでから2年程経っています。

そこでこの牙パーツがどうなったかと言うと

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牙パーツが刺さっている黄色のパーツに白い線が入っているのが見えますでしょうか。

 

これは白化です。

パーツに負荷が掛かり、引っ張られたり、圧力が掛かると、プラスチックは白くなります。

ニッパーでパーツを切る時に断面が白くなるのと同じ現象です。

ニッパーでプラスチックを切ると言っていますが、細かく言うと、普通のニッパーはパーツが切れているのは中間までで、その後は引っ張られて、引き千切るような感じになります。

その状態を緩和する為に生まれたのが、最近流行っている「アルティメットニッパー」に代表される「片刃ニッパー」です。

片刃ニッパーは台の上でナイフでプラスチックを切る状態をニッパーの形で再現した物です。コツはいりますが、切れ味が持続している内は切断時のパーツ白化を格段に抑えてくれます。

 

話が逸れましたが、上の写真のパーツは牙パーツが刺さっていることで、内側から圧力が掛かり、白化しました。白化の正体は「肉眼で見切れない小さな亀裂」です。

このまま放置し、シンナーの入った塗料で塗装を行った場合、一発で割れます。

長々と話しましたが、やることは簡単です。

ピンを一回り小さくすればいいのです。

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分かりにくいですが4面に400番のやすりを掛けました。

緩くなっても大丈夫です、塗装すれば多少戻りますし、稼働部でないので、最悪瞬着で接着してしまえばいいのです。

 

ギャレオンの頭の改修は以上です。

それではまたお会いしましょう!

 

 


 

 

Mr.セメントSPB(ブラック)【MC132】 GSIクレオス